Last 1 Hour
退社前の1時間で書けるだけのコラム


健全野党って本当に.....

盛り上がっているようで、ぜんぜん盛り上がっていない参議院選。とはいえ、選挙券やってきたし、自宅のポストにもいくつもの政党の「ビラ」が舞い込んでいる。前々回ぐらいの選挙のときは、まだバブルの余力があったのかTV-CFも結構派手だったような気がするが、今回は記憶に残っているのは自民党と自由党ぐらい。あとのTV-CFは見た記憶がない。

とりあえず、今回は選挙にいこうと思っているのだが、誰を選んで良いものやら。アパートの目の前に選挙ポスター用の看板が張り出されているのだが、知ってるのは中村敦夫(だったよね?いわゆる木枯文次郎だ)ぐらいのものか(いや政治家として名前を知っている人はいるんですが、その人となりが見えないんです)。

一番困っているのが、どの政党に比例区を入れるか。昔はわかりやすかったんですけどね。自民党がいやなら、無難な社会党に入れて牽制してみるという手があったんですが、今は選択肢は増えたものの「無難な反与党(敢えて野党とは書きません)」ってのがなくなってしまいましたから。

特に「健全野党」というような言葉ができてから、「いわゆる野党」を信用できない。だって、「健全野党」を目指すなんて最初から「負けて」ますからねー。せっかく、自民党がかつてほど迫力がなくなった時期に「与党」目指さなくてどうする。しかも、小選挙区制になったのだから、「対与党」で差別化を図るべきなのに「健全野党」とかいって、「野党間」で差別化図ってどうする。

で結局は、今の状態(選挙をやれば自民党の一人勝ち)になっているわけですよ。共産党が野党の間で一人勝ちするのが良く分かりますよね。でもそうやって、段々勢力を増している与党の自民党のキーワードが「プラス」ですからこれも泣けてきます。誰だって、「健全」でありたいし「プラス」指向になりたいわけですよ。そんなのはキーワード以前の問題だ!

結局選挙って、国民に対する「企画案書」出し、つまり企画会議だと思うんですよね。確かに、毎日企画だけ考えていると実作業ができない。だから、4年に一回とかそういうペースで国民に企画案書を出して、没かOKかを決める訳です。

で、たとえば書籍の企画案書で「売れる本」というキーワードで企画案書出したら即没ですよ。だって、そんなのは当たり前で「かくかくしかじか」というキーワードだから「売れる本」ですという企画案じゃなきゃ意味がない。しかも、数年に一回の企画会議だから、その数年間に渡る企画が書いてないとOKにできない。

ところが選挙用のビラを見ると、「今」の事しか書いてない。で、景気回復できなかったらどうするとか、景気回復したらどうするとか長期に渡るビジョンがない。減税したら、どっかで収入を確保しなきゃならんだろう。公共投資減らしたら、どこかでやっぱり困るゼネコンが発生するだろう。そんなときどうやってこの数年を乗り切るつもりなのか書いてない。はっきり言って、「企画案書としては没」なやつばっかり。

というわけで、今日もどこに入れようか迷っているわけです。


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