年に一度は、家庭のネット環境をチェック！ 11月11日は「Wi-Fiルーターの見直し」を、INTERNET Watchで提案

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：高橋隆志）は、ニュースサイト「INTERNET Watch」において、「Wi-Fiルーターの見直し」を年に1度、11月11日に行うことを提案するキャンペーンを実施します。

■家で「置きっぱなし」のWi-Fiルーター、知らない間に悪用されているかも!?

警視庁・警察庁より、2023年3月に「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」が発表されました。その内容は、従来から言われている安全に利用するための注意点に加え、定期的な設定のチェックを求めるものですが、一般の利用者には実行が難しいとの指摘もありました。

家庭でインターネットに接続するためにWi-Fiルーターを使っていても、普段は特にメンテナンスせず「置きっぱなし」で、存在を特に意識しないことが多いでしょう。昨今の、家庭のWi-Fiルーターを悪用するサイバー攻撃は、「ネットにつながっている」状態を維持しながら行われるため、利用者も問題に気付きにくいのが現状です。悪用を防ぎ、安全を保ちやすい機能を搭載した製品も登場していますが、Wi-Fiルーターは10年以上動作することもめずらしくなく、安全でない古い製品も、まだまだ多数が現役で稼働しています。

このような、Wi-Fiルーターを取り巻く状況を知って、安全に利用していただくため、インターネットやセキュリティの専門媒体であるINTERNET Watchでは、まずは年に1回、家庭のWi-Fiルーターに注目し、「見直し」をすることを提案することとしました。アンテナが立っている様子にちなんで11月11日を、Wi-Fiルーターの「見直し」の機会としませんか。

■設定の確認、診断ツール、買い替え検討、の3通りの「見直し」を

家で使っているWi-Fiルーターに対して、次の3通りの方法による「見直し」を提案します。提案記事は、以下のページで公開しています。
https://internet.watch.impress.co.jp/r/wifirouter/

見直しその1：設定画面を確認する
使っているWi-Fiルーターの設定画面を開いて、問題がないか確認しましょう。特に重要なのは、メーカーのサポート情報と照らし合わせてファームウェアが最新バージョンになっていること、設定画面にアクセスするためのパスワードが第三者に推測されにくいものになっていることです。

見直しその2：診断サービスを使う
Wi-Fiルーターが悪意のあるプログラムに感染しているかの簡易診断ができる「am I Infected?」というサービスがあります。利用は無料で、必要な操作は約30秒。約5分後に診断結果のメールが届きます。

見直しその3：新製品に買い替える
「もう何年前に買ったか分からないし、設定画面の使い方を忘れちゃったから確認できないよ」という場合は、思い切って新製品に買い替えることを検討しましょう。最新のWi-Fiルーターは「置きっぱなし」でも安全を保ちやすい機能が搭載されています。また、もちろん性能も向上していて、インターネットをより快適に使えます。

■警視庁インタビューなど、関連記事も公開

Wi-Fiルーターの安全利用について理解を深めていただくための関連記事も、順次公開いたします。

警視庁インタビュー記事では、「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」を行った背景や、実際にサイバー攻撃を捜査する中で一般家庭にWi-Fiルーターについて話を聞きに行った例などを紹介します。
5～10年ぶりにWi-Fiルーターを買い替えようと考える人向けの購入ガイド記事では、通算1000回以上の看板連載「清水理史のイニシャルB」著者の清水理史氏が、昔と今とのWi-Fiルーターの位置付けの変化や、製品選びのポイント、おすすめ機種を解説します。

Wi-Fiルーターは、「つながっているから問題なし」ではなくて、本当に安全に利用できているか確認することも必要です。インターネットを利用する多くの方に、このことを知っていただけるよう、今後もINTERNET Watchでは、情報の発信を続けてまいります。

■INTERNET Watchについて

1996年2月に、日本初の電子メール新聞として創刊。1997年1月にウェブサイト公開。インターネットサービスやネット機器、セキュリティの専門ニュースサイトとして、関連ニュースを掲載しています。
https://internet.watch.impress.co.jp/

以上