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デジタルトランスフォーメーション(DX)のリーダーを表彰 『Impress DX Awards』の受賞企業を決定 総合グランプリは組織改革進めるデンソーに

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆的な取り組みや、その実現を支えるIoT、AIといった分野の製品/サービスを表彰する『Impress DX Awards』の受賞企業を決定し、2018年3月20日に授賞式および表彰セレモニーを開催しました。

『Impress DX Awards』のサイトURL:https://dx-awards.impress.co.jp

■総合グランプリはデンソー、総合準グランプリはコマツ/LANDLOGとソラコムが受賞

『Impress DX Awards』は、デジタルテクノロジーを使った新たなビジネスモデルや社会サービスの実現に向けた企業や組織の取り組み、および、それを実現するための製品/サービスを対象に、5つの部門を設けて審査しました。対象は、公募への応募20件強と、インプレスの各種メディアが2017年1月1日?2018年1月末までに掲載したデジタルトランスフォーメーション(DX)関連記事およそ1万5000件。各部門の受賞社のなかから、「総合グランプリ」1件と、「総合準グランプリ」2件を選びました。

2017年度の『Impress DX Awards』の総合グランプリはデンソーが、総合準グランプリは小松製作所/ランドログの両社と、ソラコムが、それぞれ受賞されました。受賞内容と選考理由は以下になります。

総合グランプリ/総合準グランプリ

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
総合
グランプリ
デンソー デジタルイノベーション室の取り組み ビジネス開発の視点とテクノロジーの視点を同時に考え行動する"シリコンバレー流"手法を実践するチームを立ち上げ、半年間で顧客向けサービスを実現するなどしている。 DXに向けては、組織風土からの変革が不可欠。ものづくり文化が強い製造業にあって、新たな組織を設置し、変革への意思を示すと同時に、成果を短期間で上げている。
総合
準グランプリ
コマツ/ランドログ LANDLOG i-Constructionの実現に向け、建設現場全体を対象にしたクラウドプラットフォームを構築。オープン化を図り、パートナー企業による各種サービスの統合を進める。 独自展開してきた「KOMTRACK」の方針を転換し、プラットフォーマーを指向している。日本発のサービス統合基盤としての今後の進展に期待する。
総合
準グランプリ
ソラコム SORACOM Air for LoRaWAN 無線免許なしでゲートウェイを展開できる通信技術「LoRaWAN」へ対応し、LoRaWANゲートウェイと同ゲートウェイ用の通信サービスを提供している。 IoTのためのネットワーク「LPWA」を積極的に推進。従来サービスと相まって、より柔軟なIoTサービスの開発・提供を可能にした。世界展開にも期待する。

■全5部門では合計21社/団体がグランプリ/準グランプリを受賞

『Impress DX Awards』で設けた5つの部門は、(1)プロジェクト部門(2)アプリケーション/サービス部門(3)IoTプラットフォーム部門(4)ネットワーク部門(5)エッジコンピューティング/デバイス部門です。それぞれでグランプリと準グランプリを選考しました。複数社共同で実施されている取り組みなどもあり、受賞企業数は合計で21に上りました。

各部門のグランプリおよび準グランプリの受賞内容と選考理由は以下になります。

(1)プロジェクト部門

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
グランプリ デンソー デジタルイノベーション室の取り組み ビジネス開発の視点とテクノロジーの視点を同時に考え行動する"シリコンバレー流"手法を実践するチームを立ち上げ、半年間で顧客向けサービスを実現するなどしている。 DXに向けては、組織風土からの変革が不可欠。ものづくり文化が強い製造業にあって、新たな組織を設置し、変革への意思を示すと同時に、成果を短期間で上げている。
準グランプリ SOMPOホールディングス デジタル戦略室の設置とAI工場などの推進 組織に横串を指すデジタル戦略部を設け、人材育成からAI開発までを積極的に推進。AI工場戦略を打ち出し、データに基づくヘルスケア事業などの新領域に乗り出している。 データサイエンティストやAI技術者などの組織化や育成を業界を超えて先導。デジタル分野の研究だけでなく、事業部門とも連携し現場が求める新機能も実現している。
準グランプリ 会津若松市/アクセンチュア 会津若松スマートシティ構想 震災以後、単なる復興策ではなく、データ活用とデジタル人材育成を両軸に、都市の継続的な成長を市民を巻き込みながら実現している。 エネルギー、ヘルスケア、移動など縦割りになりがちな取り組みにおいて、個人に紐付くデータを一元管理するプラットフォームを構築し、新サービスを生み出している。

(2)アプリケーション&サービス部門

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
グランプリ コマツ/ランドログ LANDLOG i-Constructionの実現に向け、建設現場全体を対象にしたクラウドプラットフォームを構築。オープン化を図り、パートナー企業による各種サービスの統合を進める。 独自展開してきた「KOMTRACK」の方針を転換し、プラットフォーマーを指向している。日本発のサービス統合基盤としての今後の進展に期待する。
準グランプリ シャープ 「COCORO+」「AIoTプラットフォーム」 などのIoT関連サービス 生長戦略として8Kテレビと「AI+IoT」のIoT事業にかける。IoTプラットフォームでは、家電のほか、ロボットなども接続し、スマートホーム/オフィスを実現する。 IoT冷蔵庫などの製品化はあるが、従来から持っている音声認識技術などを活かしスマートフォーム領域でのコンセプトメーカーになっている。
準グランプリ ヤマト運輸/DeNA ロボネコヤマト 自動運転車を使った宅配サービス。スマホアプリを利用し、好きなときに好きな場所で待ち合わせられる配達を可能にする。 荷物をドライバーが届けるのではなく、受取者が車まで出向くことを想定する取り組み。「人が届ける」という宅配の定義を変えようとする意欲的な取り組みである。
準グランプリ サンスターグループ オーラルケアカンパニー/ 富士通 IoT予防歯科サービス 歯科医が持つ診断結果と、スマートハブラシを使って取得する家庭での歯磨きの様子を共有するためのプラットフォーム。予防歯科への転換をうながす。 医師と患者の間で不平等だった診療情報を共有するほか、日々の歯磨きの様子も共有することことで、医師/患者のそれぞれが意識改革を図るきっかけになる。

(3)IoTプラットフォーム部門

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
グランプリ 日立製作所 HAF/EDC(Hitachi Application Framework/ Event Driven Computing) IoTに向いているイベントドリブン型アプリケ−ションの開発・実行環境。従来の自前主義を脱却し、OSSを活用してプラットフォームを構築。 既存技術を組み合わせたIoTプラットフォームが多い中で、大量のセンサーデータが集まるIoTの特性に合わせたアプリケーション重視のプラットフォームになっている。
準グランプリ シスコシステムズ Kinetic エッジコンピューティングの概念を取り込んだIoTプラットフォーム。データの扱いに主軸を置き、センサーで集めたデータ活用を容易にする。 データの流れに着目し、複雑化するIoT環境を容易に構築できるようにした。業種・業務別に早期立ち上げのためのセット商品も用意されている。
準グランプリ さくらインターネット sakura.io 月額60円から利用できるIoTプラットフォーム。デバイスに組み込める通信モジュールと通信環境、データの保存環境などを一体で提供する。 IoTの実現に必要なサービスをまとめることで、利用者へのテクノロジーに対する敷居を下げている。

(4)ネットワーク部門

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
グランプリ ソラコム SORACOM Air for LoRaWAN 無線免許なしでゲートウェイを展開できる通信技術「LoRaWAN」へ対応し、LoRaWANゲートウェイと同ゲートウェイ用の通信サービスを提供している。 IoTのためのネットワーク「LPWA」を積極的に推進。従来サービスと相まって、より柔軟なIoTサービスの開発・提供を可能にした。世界展開にも期待する。
準グランプリ 京セラコミュニケーションシステム Sigfox 仏Sigfoxが展開するLPWAのサービスを日本国内で提供。都心部から提供エリアを拡げている。 基地局型ネットワークを利用するという選択肢を提供。ネットワークの運用負荷をなくし、よりアプリケーションに集中したシステム構築を可能にしている。
準グランプリ NTTコミュニケーションズ 100円SIM 月1MBまで100円で利用でき、通信しなければ最大11カ月間無料で使えるIoT向けのSIM。インターネットを経由せず閉域網のVPN経由で通信する。 IoTを実現するに当たり検討課題の1つであるネットワークに対し、安価な選択肢を提供し、IoTサービスの開発・提供をうながしている。

(5)エッジコンピューティング&デバイス部門

受賞名受賞組織名受賞対象概要選考理由
グランプリ アマゾンジャパン Amazon Echo(Alexa) 音声認識機能を備えた家庭用スマートスピーカー。日本語対応により、国内市場に投入した。 日本発売により、ビジネス領域を含めた各種スキル(音声認識対応アプリケーション)の開発をうながすとともに、同種のスマートスピーカーの開発競争いにも火を付けた。
準グランプリ グンゼ/RIZAP 筋電WEAR RIZAP用に開発した筋肉の動きを図るためのウェア。筋肉内部の状態が分かるため、より安全で効果の高いトレーニングが可能になるという。 医療系ウェアラブルの実施例。各種センサーで集められるデータで何が可能になるかのイメージを膨らませてくれる。日本の繊維業界の活性剤としても期待される。
準グランプリ キャタピラージャパン Cat320 前後左右の作業に必要なセンサー類を標準装備にしたショベルカー。IoTを使った安心・安全な作業を可能にする。 建設機械用センサーや解析装置は高価で土木事業者の負担になっている。標準装備にすることで価格を下げ、中堅企業を含めたi-Constructionへの取り組みを後押しできる。

■未来につながる取り組みを表彰し、社会課題の解決と産業の活性化を後押し

少子高齢化に伴う労働人口減少や医療費の高騰など、企業や社会が解決しなければならない課題は多様化し複雑になる一方です。これらの課題を解決するために、IoTやAI、クラウドといったデジタルテクノロジーをテコにビジネスや社会サービスの変革を図るのがデジタルトランスフォーメーション(DX)です。

こうした認識のもと株式会社インプレスは、私たちの未来につながる先駆的な取り組みや、それを可能にする製品/サービスを表彰する『Impress DX Awards』を設置しました。私たちの未来につながるデジタルトランスフォーメーション(DX)における先駆者の知見を広く知らしめ共有することが、さらなるDXへの取り組みを加速できると考えるからです。
次年度以降も従来の枠組みにとらわれないアイデアや取り組み、製品/サービスを表彰することで、より良い未来の創造と、産業のさらなる活性化を後押ししていきます。次回『Impress DX Awards』の詳細につきましては、専用サイトにてお知らせしてまいります。

■「Impress DX Awards」の概要

Awards名:Impress DX Awards
Awards専用サイトURL:https://dx-awards.impress.co.jp

主催:
株式会社インプレス

審査員:
神岡 太郎  一橋大学 教授
越塚 登 東京大学 教授
澤谷 由里子  東京工科大学 教授
藤原 洋 インターネット協会 理事長 兼 IoT推進委員会・委員長(50音順)
インプレスの下記媒体の編集長
DIGITAL X、IT Leaders、Smart Grid ニューズレター、クラウド&データセンター完全ガイド、クラウド Watch、Web担当者Forum、ネットショップ担当者フォーラム、ドローンジャーナル、Think IT、INTERNET Watch、Car Watch、家電 Watch、ケータイ Watch、AV Watch、PC Watch、AKIBA PC Hotline!、トラベルWatch、GAME Watch、VR Watch

後援:
経済産業省、総務省、インターネット協会、組込みシステム技術協会、コンピュータソフトウェア協会、CDO Club Japan、情報サービス産業協会、情報処理推進機構、電子情報技術産業協会、日本コンピュータシステム販売店協会、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム

審査対象:
エントリーサイト(https://dx-awards.impress.co.jp)からの公募およびインプレスの各種メディアが2017年1月1日?2018年1月末までに掲載したデジタルトランスフォーメーション(DX)関連記事

実施スケジュール:
 2017年12月21日:公募エントリー開始
 2018年1月31日:公募締め切り
    2月?3月:部門審査および総合審査
    3月20日:結果発表、表彰セレモニー開催
表彰セレモニー会場:東京・港区 「六本木ヒルズクラブ ザ・クラブルーム1」

以上

本件に関するお問合せ先

株式会社インプレス 広報担当:丸山
TEL:03-6837-5034

このリリースのダウンロード[PDF]: 20180322-02.pdf